ListViewを使ったDataGridもどきの作成-準備編-

まずは、公開されているサンプルを手に入れることから始めます。本来であれば下記のページからダウンロードできるはずですが、現在はまだできないようです。

編集機能を持つ ListView のサンプル | Microsoft Docs



07/10追記
英語ページではダウンロード可能です。

ListView with Editing Capability Sample



11/06/17追記
2011年6月現在では、こちらのページからダウンロード可能です。

編集機能を持つ ListView のサンプル | Microsoft Docs



というわけで、「VS 2005 SP1用MSDNライブラリ2007年6月版」、もしくは「Windows SDK日本語版」をインストールし、こちらからサンプルを手にいれましょう。
ドキュメントは下記の場所になります。

MSDNライブラリ
ms-help://MS.MSDNQTR.v80.ja/MS.MSDN.v80/MS.NETDEVFX.v20.ja/wpf_samples/html/03893980-1aa0-4dd8-9b81-5645f933722d.htm
Windows SDK
ms-help://MS.MSSDK.1041/MS.NETFX30SDK.1041/wpf_samples/html/03893980-1aa0-4dd8-9b81-5645f933722d.htm



ダウンロードする時点で気がつくかと思いますが、このサンプルはC#しか用意されていません。VBのプロジェクトでも使えるよう、まずはEditBoxコントロールコンポーネント化したいと思います。


Visual Studio 2005を起動し、[新しいプロジェクト]からC#の「CustomControlLibrary (WPF)」を選択し、[OK]ボタンを押します。プロジェクト名は任意のもので構いませんが、ここでは「EditBox」とします。


[プロジェクト]-[既存項目の追加]で、先ほど手に入れたサンプル内に含まれる「EditBox.cs」と「EditBoxAdorner.cs」をプロジェクトへ追加します。プロジェクトに既定で作成されていた「UserControl1.xaml」は今回は必要ないので削除しておきます。


プロジェクトをビルドすると「EditBox.dll」が作成されます。