de:code 2015に参加してきました

 de:code 2015が26日と27日の2日間で開催されました。昨年はbuildの日本版という感じでしたが、今年はサイトに「TechEd + //build」と表示されているように、「Microsoft Ignite」の内容も盛り込まれており、その意味で本当に凝縮された良いセッションだらけとなっていたのではないかと思います。
 参考までに私は以下のセッションを受講しました。

  • Power BI 最新情報と活用方法
  • Dynamics CRMの開発フレームワークでコーディングレスに作れる業務システム
  • "非" MS 技術でも安心︕Azure 活用によるアプリケーション開発
  • MS版Docker 誕生!Windows Server Containers とは?
  • Webオープンソース時代到来︕企業アーキテクトは何を考えるべきか︖
  • Xamarin.Forms と Web API による実践的クロスデバイス業務アプリケーション開発
  • Azure を利用した IoT データ分析
  • ここまでできる︕Office 365 API を活用したアプリ開発 〜 Office 365 内のデータ活用〜
  • ASP.NET 5 Web 開発〜 ランタイム編 〜
  • ASP.NET 5 Web 開発〜 フレームワーク編 〜

 今年は、あえて普段は聞かないようなセッションを入れてみました。同じマイクロソフトの技術や製品でも分野や立場が異なるとほとんど知らないというのは珍しくないと思います。あえて外したセッションを入れることで、いろいろな気づきがあっておもしろいです。Power BIは本当にすごいですね。これで無償プランが予定されているというのは本当に驚きです。


 buildやde:codeは、ほぼ全部のセッションが後ほど動画として公開されるので、わざわざいかなくてもと考える方もいるかもしれません。私もそう考えたことはありますが、実際に参加をお勧めする理由としては以下の3つがあります。


1.動画を後で見ようと思っても実際は見ない(見れない)
これは経験がある方も多いと思いますが、実際そう思っていてもほとんど見れません。忙しい時期だったりすると全く見れません。その意味で、参加することで強制的に学びの場を作れると思っています。


2.会場の雰囲気を感じる/参加者やマイクロソフト社員との交流
会場の雰囲気は行った人にしかわかりません。たとえば私が見ていて少し驚いたのは、今回は本当にWindows 10やUniversal Windows Appsなど、いわゆるクライアント系のセッションの人気がすごかったことです。私は受講はしていないのですが、立ち見となりますとアナウンスしていたものが少なくなかったです。私が思っている以上にWindows 10にみんなが期待しているんだなということが感じ取れました。参加者との交流は知り合いがいないとなかなか難しいと思いますが、マイクロソフトの社員の方はAsk The Speakerやパーティ会場などで、話しかけると快くいろいろなことを教えてくれますので、ぜひ話しかけた方がいいと思います。


3.動画では見れない/体験できないセッションがある
たとえば毎回高い評価を受けている有名なジニアス平井氏の今回のセッションでは、会場全員が参加型のデモがありました。これは実際に参加している人にしか味わえない体験で、本当に最高のセッションでした。


 以上、de:code 2015参加報告でした。来年もまた参加できるといいなと思っています。