必要な字体だけが含まれるフォントファイルを作成する方法
上記の高橋忍さんのblogで「本文で使わないのであれば、画像でも十分」と書かれていましたが、画像を作るのも案外面倒なものです。そこでここでは使用する字体だけを含むフォントファイルを作成する方法を紹介します。
- Microsoft Wordを使って、文書に必要な文字を抽出したいフォントで書きます。
- この文書を[名前を付けて保存]からXPS文書として保存します。
- 保存したXPSファイルの拡張子をZIPに変更し、解凍します。
- 解凍したフォルダの「Resources」というフォルダの中にODTTFという拡張子のファイルがあることを確認します。
- 以下のページに記載されている方法を使って、ODTTFから難読化されていないTTFファイルを作成します。
ODTTF の秘密 - 通常のフォントファイルを埋め込むのと同じ方法で作成したTTFファイルを使用します。なお、フォント名は元のフォント名と同じです。
<TextBlock FontFamily="/ParicalFontTest;component/Fonts/かきくけこipag.ttf#IPAGothic"
Text="かきくけこ" FontSize="54"/>
ちなみに、今回の例として使用したIPAゴシックの“かきくけこ”の5字体だけが含まれたフォントファイルのサイズは84.5KBでした。