Webフォームのコントロールを絶対配置で貼り付ける

Visual Studio .NET 2003(以下VS2003と表記)までは、Webフォームにコントロールを貼り付けるときに、好きな位置に貼り付けることができました。これはCSSを使った絶対配置がデフォルトとなっていたからです。
この設定は、プロパティウィンドウからDocumentを選択し、pageLayoutプロパティをGridLayoutとかFlowLayoutに設定することで変更できました。

HTML ドキュメントの pageLayout プロパティの設定

ところが、Visual Studio 2005(以下VS2005と表記)では、VS2003のFlowLayoutの状態がデフォルトになっています。ドキュメントのpageLayoutで変更しようと思っても、もうDocumentのプロパティにはpgaeLayoutプロパティはありません。
VS2005では、メニューの[ツール] - [オプション]からコントロールの配置の設定を行うように変更されています。

[CSS 配置] ([オプション] ダイアログ ボックス - [HTML デザイナ]) | Microsoft Docs

  1. ツールメニューのオプションをクリックします。
  2. 左側のパネルでHTMLデザイナを展開し、CSS配置をクリックします。
    ※環境設定をVisual BasicやWeb開発などに設定している場合には、左下の[すべての設定を表示]チェックボックスをチェックしないと[HTML デザイナ] ノードが表示されませんので注意してください。
  3. 配置オプションで、絶対配置を選択します。


これで、VS2003と完全に同じとはいかないのですが(どのような違いあるかは実際に確かめてください)、絶対配置で貼り付けることができます。