Visual Studio 2010 SP1でSQL Server Compact 4.0のデザイン時サポートを有効にする

 Visual Studio 2010 SP1の新機能として、「SQL Server Compact 4.0のデザイン時サポート」というのが下記のページに書かれています。

Visual Web Developer の新機能



 しかしながら、Visual Studio 2010 SP1とSQL Server Compact 4.0を単純にインストールしただけでは、この機能は有効になりません。デザイン時サポートを有効にするためには、「Visual Studio 2010 SP1 Tools for SQL Server Compact 4.0」をインストールする必要があります。

Visual Studio 2010 Service Pack 1 with support for SQL Server Compact 4.0 released - Everything SQL Server Compact



 「Visual Studio 2010 SP1 Tools for SQL Server Compact 4.0」のインストール方法は次の2つです。



 インストーラーはダウンロードセンターには存在しておらず、現在のところこちらの直リンクからしか入手できないようです。


 Web Platform Installer 3.0を使用する場合、一覧には「Visual Studio 2010 SP1 Tools for SQL Server Compact 4.0」が表示されません。右上の検索ボックスに“Tools”などと入力して選択します。





 「Visual Studio 2010 SP1 Tools for SQL Server Compact 4.0」のインストールが正常に完了すれば、データソースの一覧に「Microsoft SQL Server Compact 4.0」が表示されるようになり、その他のデザイン時サポートも有効になります。





 なお、「SQL Server Compact 4.0」や「Visual Studio 2010 SP1 Tools for SQL Server Compact 4.0」がインストールされていないVisual Studio 2010 SP1でCompact 4.0のSDFファイルを含むプロジェクトを開いた場合、下の図のようなダイアログが表示され「Web Platform Installer 3.0」を起動するようになっているようです。