Visual Studio 2008 Service Pack 1 Beta - WPFデザイナ新機能
少し前になりますが、Visual Studio 2008と.NET Framework 3.5のSP1 Betaがリリースされました。SP1ですが、内容はサービスパックレベルではなくたくさんの新機能が含まれています。今回は、主にWPFデザイナ周りの新機能を中心に紹介したいと思います。
WPFデザイナ
TabControl
- TabControlをデザイナ上に配置すると、自動的にTabItemがひとつ作成される。
- コンテキストメニューの[タブの追加]からTabItemを追加すると、HeaderがTabItem+数字に自動的に設定される(以前は何も設定されなかった)。
- 複数のTabItemがある場合に、TabItemのHeader部分をクリックすることでTabItemを切り替えてデザインできる。
Expander
- Expanderをデザイナ上に配置すると、自動的にコンテンツとしてGridも配置される。
- デザイン時のみ自動的にIsExpandedプロパティがTrueに設定されるため、コンテンツ部分もそのままデザイナを使ってデザインできる。
コードウィンドウ
- XAMLで宣言されているオブジェクトへコンテキストメニューからの[定義へ移動]が可能になった。
ちなみに、重要な点ではありませんが、Visual Studio 2008のアイコンがSP1から少し代わっています。ソリューションファイルのアイコンなどと同じようにVisual Studioのバージョンを示す9が追加されました。