Expression Blendでobjファイルをインポートする
Expression Blend(以下Blend)では、3Dモデルのファイル形式の1つであるobjファイルを取り込むことができます。この機能は、Blend 2ではなく1から既に存在している機能ですが、どうもあまり知られていないようですのでここでご紹介しておこうと思います。
objファイルは、Wavefront社のAdvanced Visualizerというソフト用のファイルフォーマットだそうです。
上記のページにあるサンプルファイル「cube.obj」を使って実際に試してみます。
まず、Blendで[メニュー]−[プロジェクト]−[既存アイテムの追加]を選択し、プロジェクトに「cube.obj」を追加します。
そうるすと、[資産ライブラリ]の[メディア]に「cube.obj」が表示されます。
あとは「cube.obj」を選択してWindowに追加してやれば、自動的に3DオブジェクトがXAMLに変換され、下記のように[アートボード]上に表示されます。
なお、これはその他のXAML変換ツールも同様かと思いますが、頂点色をマテリアルとして再現するということはありませんので、テクスチャのない3Dモデルは色が失われます。