拡大鏡でWPFアプリを拡大したときの表示
まず、こちらの投稿で、IntelliPointバージョン6.10の拡大鏡はWindows Vistaではちらつきが発生すると書きましたが、これは[ウィンドウの色とデザイン]を「Windows Aero」に設定している(DWMが有効になっている)場合のみであり、「Windows Vista ベーシック」に設定している場合には発生しませんでした。
しかしながら、このちらつきと引き換えに「Windows Aero」の場合のみの動作があることに気が付きました。
それは、拡大鏡でWPFアプリケーションのウィンドウを表示すると、ベクター描画を活かした拡大が行われるということです。
下の画像は、左がWPFアプリケーションであるExpression Blend Beta1で、右がVisual Studio 2005です。
左のほうが文字がきれいに表示されているのがわかるかと思います。なお、標準でアクセサリにある拡大鏡でも同様の動作となっています。