InputMan for .NET 1.0J Web Forms Editionのパフォーマンス

Webフォーム版のInputManは2005年の11月にリリースされましたが、コントロールをたくさん配置すると画面表示に時間がかかるという声をいただいていました。
テキスト(Edit)コントロールの場合、.NET標準のTextBoxコントロールと体感的な差はさほどありませんが、日付(Date)コントロール、数値(Number)コントロール、コンボ(Combo)コントロールなどをたくさん配置した場合、かなり時間がかかってしまっていました。
これらのコントロールは、電卓やカレンダーなどドロップダウンの機能を持っています。このドロップダウン部分がすべてJavaScriptによって描画されているため、どうしても描画に時間がかかってしまっていました。
2006年8月25日リリース の改訂第3版では、このJavaScript部分が大幅に見直されパフォーマンスが改善されています。
試しにPentium4 2.8GHz環境で、日付(Date)コントロールを30個配置したページを使用して以前のバージョンと比較してみました。

結果は下記の通りです。

バージョン すべてのコントロールが表示されるまでの時間(手計測)
1.0.2006.323 4.7秒
1.0.2006.804 2秒

倍以上に速くなっています。
もし、8月25日リリースの修正版をまだ適用されていない方がいましたら、是非適用してみてください。体感的に分かるくらいの速度の向上を期待できると思います。
アップデートインストーラはこちらからダウンロードできます。

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なお、上でも述べたとおり主に時間がかかっているのはJavaScriptによる描画処理ですので、クライアント側のCPU能力に大きく依存することに注意してください。