AtlasクライアントフレームワークをPHPで使う

Atlasは、大きく分けてクライアント(スクリプトフレームワークとサーバーフレームワークの2つから構成されています。この辺につきましては、http://www.exconn.net/Blogs/team03/で、近藤さんが説明しています内容をご参照ください。

http://www.exconn.net/Blogs/team03/archive/2006/02/14/6964.aspx
http://www.exconn.net/Blogs/team03/archive/2006/02/18/7080.aspx

クライアントフレームワークは、当然ながらASP.NET+Atlas環境で使用されることが前提で作られているとは思いますが、クライアントフレームワーク自体はJavaScriptであるため、ASP.NET以外のサーバー環境で使うことも可能なようです。
March 2006 CTPからは、クライアントスクリプトはWebResource.axd(AssemblyResourceLoader HTTPハンドラ)によって動的に生成される(ASP.NET 2.0のクライアントコールバックなどと同じですね)ようになりましたが、実体となるスクリプトは下記のフォルダにあるので、ここからクライアントフレームワークの中身を見ることができます。

\Program Files\Microsoft ASP.NET\Atlas\v2.0.50727\Atlas\ScriptLibrary

ちなみにDebugとReleaseの2つがありますが、Releaseのほうがサイズが小さくなっています。

下記のShankuさんのblogに、PHPで使用する内容が書かれていました。

http://www.shankun.com/AtlasPhp.aspx

私はPHPを知らないので、サンプルを見てもよく分からない部分が多いのですが、Webメソッドの代わりにJSONを返すPHPを作ったり、ブラウザ判別などの機能をつけてやれば、PHPからAtlasクライアントフレームワークを利用したAjaxが可能なようです。
もちろん、XML-Scriptによる記述も可能です。

Atlasがどのような形態で提供されるのか分かりませんが、このような利用も許されるかもしれないということなのでしょうか。